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韓国の人々は身体に良いといわれれば、熱心に探す。昔は、漢方薬の行商人は、大道芸人を兼ねて、娯楽の少ない農村や市場をめぐり歩き、「薬(ヤク)チャンサ」という名で親しまれたが、今は見ることはできない。
漢方薬店が少ない時代でもあったが、治療薬としてではなく、予防の食べ物の補助として、漢方薬が必要な我が生活習慣と深い関係があると思う。
また、食生活習慣から由来されたのか、韓国人は薬が好きなようだ。薬は身体に良いという前提だと思う。
水にも「薬水(ヤクムル)」があるほどだ。公害のない深い谷まで流れる水は、間違いなく身体に良さそうだ。特に、仏寺の境内の「薬水」は神秘的な効果があると信じているようだ。
ただ、このような習慣が身体に良ければ何でも食べてしまうという、無分別な行動はしないほうがいいと思う。祖先たちは、「時節」に出る食べ物を季節に応じて食べることで、また予防的な面でも漢方を加えた食べ物を摂取してほしかったようだ。
『薬食同源』とは、病気のために薬を飲むのではなく、日常食べる食べ物が、すなわち“補薬”の役割を果たしているという考え方なのである。
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