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「ポジャンマチャ」(布帳馬車)物語
文/韓ボラ
居酒屋・ポジャンマチャ
■居酒屋ポジャンマチャは、ポジャンマチャの元祖!
居酒屋ポジャンマチャ 普通のポジャンマチャでは酒類は売っていませんが、鶏の胃袋、 コムジャンオ(鰻の一種で小さい)そしておでんのスープではなく、うどんのスープをサービスしてくれる“ポジャンマチャ” ―これこそが、 韓国人がポジャンマチャと言っている、本来のポジャンマチャでしょう。
夜遅くポジャンマチャの古いイスに座って、熱いうどん(正統な日本式うどんスープではない)スープを酒の肴として焼酎を何杯か飲み交 わすことは、韓国人にはきわめて親しい間柄なのです。
退社してから1次会、2次会と都心の酒場をはしごしたあと、気がおけない仲間と別れるなんてなんとなく寂しい・・・。こういう時の3次会の 場所は決まって、居酒屋ポジャンマチャ!
 けだるい人、お酒一杯が浮かんだ人、気持ちのいい人、わびしい人たちなどが大勢ポジャンマチャに集まります。このようなところはだいたい夜から始まります。
最近は「室内ポジャンマチャ」と言って、常時営業をしているところもありますが、普通は毎晩ポジャンマチャが立てられます。普通は街角などで見られましたが、地下鉄の駅周辺や繁華街の隅っこなどに、普通のお店が閉店してから、その前 に立てられる場合もあります。

 ポジャンマチャは若者でも年寄りでも気軽に安い値段で、焼酎と酒肴を楽しめる所です。揺れる30燭白熱灯の下でプラスチックの簡易イスに座り、酒杯を互いにやりとりするうちに、彼らの情念は熱い熱情へと変わるのです。
そこでの一杯は他の酒場での一杯とはやはり違いますねー!!
■ポジャンマチャ独特の酒肴が大人気!
おでん ガラス板でかぶせてある酒肴冷蔵器(?)には、鶏の胃袋、はまぐり、ムール貝、 スンデ(豚の腸のなかに米、豆腐、文豆もやしなどをつめて蒸した食べ物)、かまぼこ、いかの味付け焼き、豚肉の味付け焼き、トッポッキ、チヂミなどなど色々な酒肴が用意されています。鶏の胃袋は鶏沙嚢で脂肪が無く、蛋白質が多くビタミンBと鉄分が多いと言われています。
シコシコしていて おいしいのでたいへん人気があります。
 私はゴルベンイを調味して和えたのが大好きです。これはビールに合う酒肴です。素麺と、ピリ辛く和えたゴルベンイは、酒肴としては100点満点!
そして、鶏の足は何といっても、手で取って食べながら薬味などが手に付いたりするのも、味わいがあります。最初見かけでは食べられない感じでしたが、1回挑戦して見たらその味に惚れてしまいました(笑)。中国では精力剤や補養食として第1位の料理だそうです。
コムジャンオ また、ポジャンマチャと言えば、酒肴はコムジャンオ(うなぎ類で少し小さい) ですね。コムジャンオは焼くにおいだけでも食欲が出て、お酒が飲みたくなります。
魚の中で骨のない唯一の魚で、丸ごと焼いて食べます。噛むのにはちょっと硬い感じが、また魅力的ですね。コムジャンオはねばっこい粘液を出しますが、それが美容にはもちろん、疲労とスタミナ増進にも素晴らしい効果があると 言われています。本当にいい食べ物ですね。このような美味しい酒肴に、さっぱりしたムール貝タン(湯―汁物の総称)や蛤タンを注文すれば、本当に 高級酒場にも絶対に負けません!
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