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日韓共同製作映画KT
「空白の5日間」に起きた謎の事件に迫る、
傑作ポリティカル・サスペンス!!
STORY PROFILE STAFF/CAST
阪本監督が本作品の企画に着手したのが2000年10月。
中薗英助の『拉致ー知られざる金大中事件』(新潮文庫刊)という金大中大統領に捧げた小説の原作を基に、脚本家・荒井晴彦が6ヶ月以上の推敲期間を経て大胆に脚色した。 メガホンを握るのは『顔』で名実共に日本を代表する監督となった阪本順治。音楽は、『新・仁義なき戦い』に続いてのコラボレーションとなる布袋寅泰が音楽監督として参加。 製作は『月はどっちに出ている』『のど自慢』を世に送り出し、韓国映画『シュリ』『JSA』を配給した李鳳宇。

「日韓ワールドカップ共催を前に、新世紀の日韓関係を築く礎となるのは、真当な歴史認識」との思いのもと、日韓を代表するキャスト・スタッフが総結集。日本と韓国でのロケを敢行し、封印された29年前の「真実」に果敢に挑む・・・。
単なる「日本映画」の枠に留まらず、かつてない国際的なスケールで描かれる映画『KT』。日本映画とはいえ、日本と韓国のキャスト・スタッフによるこの映画は、まさしく新世紀に向けての日韓合作と呼ぶにふさわしい映画であろう。

韓国ロケ
約1ヶ月半におよぶ都内ロケを終え、9月23日、ロケ隊は釜山(プサン)へと移動。制作・撮影・照明・美術と約40名の韓国スタッフが合流し、クライマックスとなる大仕掛けのシーンが5日間撮影された。 同じ映画人として、言葉の壁を乗り越え、キムチ入り弁当を共に食べ、日韓の共同作業が進行していった。 小トラブルは「ケンチャナヨ(どうにかなるさ)精神」で乗り切る韓国陣営の熱気溢れるエネルギーを味方に、映画はさらに懐の深い作品になった。

時代背景
実際に事件が起きたのが、1973年8月8日。同時に28年前の東京を再現している。TVから流れるプロレス中継は「ジャイアント馬場×ザ・シーク」、赤い公衆電話、エキストラ出演の若者の茶髪は、黒の毛染めスプレーが大活躍。 国会議事堂前の道路のシーンでは、当時のクラシックカーが集合し圧巻。阪本監督のこだわりが随所に見られる。これらのさりげない演出が、ノスタルジックを感じさせず粋な味付けとなっている。
そして、事件から28年後の2001年8月8日に製作発表、2日後にクランクインしたのも多分監督のこだわりであろう。

組織
KCIA
韓国中央情報部(Korea Central Intelligence Agency)の略。
1961年に設立された大統領直属の情報機関。

自衛隊陸幕二部
1973年当時、軍事系情報を取り扱う防衛庁・自衛隊の情報機関の中で、主に野党の情報収集を専門としていた。