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私の食生活に『大きな変化と潤い』を与えてくれた。
 “私と韓国文化との出会い”は、今から10年前・・・。 韓国に駐在している知人を訪れたのが初めてでした。それまでの私は、ソウルはもちろん、アジアの国々へ訪れたことがこともなく、その当時、メジャーになりつつあった “アジアンフード”も食べたことがありませんでした。

 以前の私は、にんにくと辛いものが苦手で、(それじゃあ韓国に行って何を食べるの?) “キムチと焼肉”─私の韓国料理に関する知識といったらこれくらいで、ほとんど無知に近いものでした。

そして、初めてのソウルに期待していたのは、美味しいものが食べたい!元気で、綺麗な韓国女性の秘密を知りたい!

 訪韓初日は、お決まりコース(?)の骨付きカルビと、冷麺を食べにカルビハウスに!ダイナミックにお肉にハサミを入れたり、冷麺をその場でカットしてもらったり、活気あるお店の雰囲気と、本場のスタイルにやはり、感激しました。

美味しい!!

 翌日は“さらに新しい発見を!”と思い知人(韓国人で韓国語と英語しか話せない方)に、一般的な“家庭料理”と、皆がよく行くという“大衆サウナ”に連れて行って欲しいと、 リクエストしました。
 食べることも、料理することも好きな私は、日本人が、毎日、てんぷら、すし、懐石料理を食べていないのと同じように、韓国人が普段はどんな食生活をしているのか、とても興味があったのです。

 連れて行ってもらったのは、木造の居酒屋風のお店。(う〜ん、焼き魚が出てきそう・・)少し早めのランチのせいか、お店の中は、いたって静かでした。オーダーは、韓国人の方に お任せするつもりでしたが、席に着いた途端、長方形の木のテーブルに出てくる、出てくる、(山菜、ワカメ、煮魚、キムチ、ナムルはもちろん、初めてみるお総菜ばかりのものが) ・・・それもテーブルいっぱいの小皿の数々。

いったい、1人何皿なの?何種類なの?どうして、こんなにオーダーしてしまったの?嬉しい反面、ちょっぴり不安でした。こんなに食べられるかしら?支払いは大丈夫かしら?などと・・・。
 ご飯に、味噌スープ、やっぱり焼き魚─テーブルいっぱいの料理。しかし、食べ始めてみると・・・

これが、実に美味しい!親しみのある味!嬉しい!美味しい!!こんなにたくさんのお総菜が食べられるなんて・・・!
 そんな、雰囲気の中で、苦手だったキムチもおいしく、旬の食材とたくさんのお総菜の組み合わせやそのバランスの良さも、一目瞭然。

 これが、始めての韓国での感動の食体験でした。また、この韓国との出会いが、私の食生活に、“大きな変化と潤い”を与えてくれたのです。