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今年は地球の温暖化現象がさらに目立った。韓国をはじめ温帯地域で亜熱帯性気候が持続するなど、気温の異常現象が深刻になりつつある。最近の尋常ではない気候の変化は、私たちに無言の警告メッセージを継続的に送っているとも言えるだろう。四季の春と秋の境界があいまいになり、夏と冬が長くなっていると言われている。そのせいか、今年の夏はいつもの年より暑い夏を過した。
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さて、今年の韓国の夏を暑く熱くさせたのは、12月に行なわれる大統領選挙である。先日、野党であるハンナラ党は、熱い接戦の結果、李明博(イ・ミョンパク)候補で確定した。競争相手の候補は、故・朴正ヒ大統領の娘である朴クンヘ候補。党内選挙戦は、実際の大統領選挙そのままだった。争点は、党あるいは国家ビジョンに対して是非を論じる事より、道徳性の問題がすべてだったのである。
筆者はその真偽を選り分ける資格もないし、万一判断力があるとしてもその様にしたくもない。しかし、金銭にかかわる不正腐敗、道徳性の問題であれば、その真偽を確認するのに多くの時間を要しないだろう。韓国社会の多くの問題についての大部分を国民は皆知っているが、行政当局は知らないということか? 今までの慣行で認められてきた事が、ある特定の事によって新たに大きな問題として取り上げられることもある。また同じ法律でも時によって、あるいは人によって適用される範囲が異なると信じている国民が多いのも事実である。
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人生の酸いも甘いも噛み分けてきた50歳以上の年齢層は、新しい事件が発生してもそれほどのショックを感じない。例えば、政治家または政府高官の賄賂事件が起きても、「そうだろう!」と当然のように思ってしまう。「やらない人なんているの?」、「なにか良く見られてないね!」というような反応さえある。
法律は完壁に先進化されていて、平素は緩く執行される。しかし、いったん状況が変われば法律を厳格に判断される。もし目標物(ターゲット)になったならば、些少なことでも問題視されてしまうのだ。問題になった当事者は「叩けばホコリの出ないものなんてあるか?」と反問するか、「運が悪くて引っ掛かった」と出合った時期を恨むのである。間違いを悔いて反省するけれど、世の中の動き方の有様には、あまりも悔しくて堪らないと言う。
だから、釈明の機会だと思えばひとまず抵抗してみたり、大声を上げてみる。その結果に対して多くを期待しないから、「出来なければそれでも良い」という思考方式である。道路では、とにかくドライバーは先に行くため車の間隙を縫って突っ込む。労働組合はあらゆる手段を講じ、組合員を動員して会社を威圧する。そして、所期の目的が達成すれば良いし、状況が良くなければ尻尾をひそかに下ろせばおしまいである。
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