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「ツヤツヤ美肌術」
韓 文善のソウル・ニュース
第3回
韓国で巻き起こる
日本食の“風”
第2回
韓国は、
曇りのち晴れ?
第1回
韓国は、いまもなお
あまりにも暑い
コリアン・ニュー・ウェーブ
「韓国文化ア・ラ・カルト」
韓国現代アートの散歩道
KOREAN LIFE 金貞利のひとりごと
韓国を語る
 去る7月、アフガニスタンで韓国人拉致事件が起きた。噂によると(韓国での噂は、後になってみれば大体が事実である)、政府から危険地域だから出国を停止されたが、警告を無視して遺書を書いてまで、第三国を迂回して入国したという。彼らの勝手な判断基準による事だが、宗教活動や医療奉仕は忠告を聞く必要もなく、必ずやるべきであると信じているに違いない。彼らは義理の使命感を実践するために命を投げ出して行ったのである。しかし結果は、不幸にも憂慮の通り拉致された。
 政府は国民20人余りの生命が脅威にさらされている状況だけで、前後を考えず時間とお金を注ぎ込んだのだ。正義具現の名分で兵隊を送った国の敵(イラクの反政府組織)※1に、自国民のためだとは言え(反政府勢力に)軍事援助したとすればアイロニーに違いない。このように冷静に状況を認識する人より、人情論を唱えて生命の救出を主張する数多い票を意識して救済する、非論理的な事が何時又起きるか分からない。
※1 韓国はイラクに現在なお3千人の人員を派遣している。
 いくらあきれる事件であってもすぐ忘れる。もしもの場合、その事が世間の話題になったら、恐らくその事と関連のありそうなある人を俎板(まないた)の上に乗せる時であろう。それで再び世の中は、その事件を繰り返しやかましく騒ぎ立てる。大部分の人達は定まれている規則でも見るように当然だと思うのである。  このように当事者でなければ、ショックを受ける事も興奮する事もない世の中だから、世論を食って生きている政治家、特に進歩的思想を持っている政治家には、新しい世論形成の対象が必要になる。それで大統領選挙が近づくと、進歩主義者には投票権年齢を下げる意図が続けられる。
 年配の人であっても、進歩的思考方式を持ってないとは言えないが、相対的に少ないし、自分が持っている考えを表現するのは若者に比べて消極的であることも事実である。パソコン、携帯活用方法など先端情報手段に対しても鈍感である。彼らは旧い友人達と会って言葉で意思を伝達したり、6・25 ※2を忘れている進歩主義者と彼らに盲目的に追従するような若者と経済は後にして、過去清算にだけしがみ付いている政府を叱咤するが、団結力もないし組織的でもない。
※2 1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争のこと。朝鮮半島が北緯38度線で南北に分断されることが決定的になった。
 いわゆる保守と進歩との時刻差を鮮明にする、今まで取り上げて論じた事案は、対北韓問題、日本及び米国に対する視角、労働政策、及び社会保障などいわゆる政治的理念的問題である。「韓国にいる左傾進歩主義者は北で言論、出版、結社、集会の何の自由も無く、絶対な権力を世襲してもそれを社会主義だと信じている」(2007.9.6東亜日崔ジョンホカラムから)。
 それだけではなく、数百万勤労人民が飢餓線上をさまよう中、平壌(ピョンヤン)の一角では酒池肉林で、夜が明けても平等と分配の正義は唯一左派である北にある、と信じている。6・25南侵戦争の挑発で、数百万同族の貴重な生命を犠牲にさせた北側が、今は核武装をしても「わが民族同士」を信じている。
韓国ソウル特別市出身。延世大学卒業後、大手損保会社に勤務する。1980年頃から日本駐在員として活躍。その後、役員に就任。役員退職後は、単独中国に留学する。現地でも高年齢でトップクラスの成績優秀者として表彰を受けるなど、マスコミにも登場する。その後、山東(サンドン)外事翻訳大学で教鞭をとり、韓国帰国後は経営コンサルタントとして活躍中。現在、63歳。一男一女の父親でもある。
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