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近年、韓国のコンテンポラリー・アート(=現代アート)は注目を高めています。韓国では、今年の3月から6月まで世界的な現代アートのフェスティバル「光州ビエンナーレ」が開催され、9月から11月にかけては「釜山ビエンナーレ」(*1)が開催されています。日本でも日韓共催サッカーW杯に伴い、東京国立博物館で「日韓文化交流特別展、韓国の名宝」(2002.6−7)、世田谷美術館で「韓国大衆文化」展(2002.5−7)、埼玉県立近代美術館で「サラム・パラム―韓国現代写真の地平」(2002.5-6)、東京各ギャラリーで「イレブン・イレブン・コリア・ジャパン・コンテンポラリーアート2002」(2002.7-8)が開催され、韓国の現代アートに限らず文化全般に対する関心も高まっています。
韓国人現代アーティストというと、「ビデオアート」の第一人者でアメリカ
を中心に活躍、世界的な評価の高いナム・ジュン・パイク(白 南準)(*2)を筆頭に、ベテランでは「もの派」のイ・ウーファン(李 禹煥)(*3)、「モノクローム絵画」の中心的存在、パク・ソボ(朴 栖甫)(*4)、若手ではチェ・ジョンファ(崔正化)(*5)などが有名ですが、その他国内外で積極的な活動をする若手アーティストの存在があります。
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さてさて、私はこの時代の潮流に乗り、「韓国現代アートを観る!」
(ついでに美味しいビビンバ、カルビも食べる!)というコンセプトのもと、
いざ、ソウルへ!と赴いたのでした。
まず、私が訪れたのは国立現代美術館(*6)。 |
たくさんの韓国現代アートを一堂に観ることができ、「ソウルで現代アートを観たい!」と思ったらこちらは外せません。
ソウルの中心地からはやや離れますが(地下鉄で約30分)、都心の喧騒から逃れ、のんびりしたい時に行くには絶好のスポット。 |
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大きな公園の中に美術館があるというシチュエーションは、大阪の万博公園を思わせます。螺旋構造のスロープを歩きながら3階まである展示室を見て廻るのですが、それぞれの展示室が非常に大きいので時間に余裕を持って足を運びたいです。
ミュージアムショップでは、仁寺洞などでも見かけない可愛い韓国小物や絵はがきが売っているので、お土産探しに覗いてみるのもよいかも。2階には、ちょっとした飲み物が頂けるカフェがありますが、病院の食堂のような雰囲気であまりいただけない。 |
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因みに、バブル期のハコモノの代表的存在、東京都現代美術館のカフェもいただけない。両者とも建築費は相当掛かっているようなのに、なぜ??
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広い美術館を見渡すと、“いつかどこかで見たことあるような??”
そんな作品が目につきます。韓国の現代アーティストは、日本の現代人気アーティストに影響を多分に受けているよう…。
増殖する世界のイメージと水玉をモティーフとする韓国版「草間彌生」。
マンガのような平面的な画風を魅力とする韓国版「村上隆」。自国の文化を前面に押し出し、オリエンタリズムへの戦略を見せる韓国版「森万里子」などなど。「ちょっと、これってパクリなんじゃないのかしら〜?」という評価を受けてしまいそうな作品も…。(全ての韓国現代アートがそうであるということではないが)。そういえば、この建物の螺旋構造のスロープは、まるでグッケンハイム美術館(*7)風。大学路では、ガウディ風(?)建築のレストランだって発見してしまった!アートに限らずソウルでは、いつかどこかで見たことあるような?……そんなものに出くわすことが多いのです。 |
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