ムグンファの庭ホーム 問い合わせ
ワールドカップ開催地を訪ねて
韓国の今をここに!
コリアン・シネマを
楽しもう
イ・チャンドン監督&柳美里シネマトーク『シークレット・サンシャイン/密陽』を語る
作品紹介
『シークレット・サンシャイン/密陽』
韓国映画の魅力
インデックス
作品紹介
酔画仙
イエスタデイ
フー・アー・ユー
オーバー・ザ・
レインボー
達磨よ、遊ぼう
海賊、ディスコ王になる
オアシス
記者会見
1.「コリアン・シネマ・
 ウィーク2002」
2.「東京フィルメックス
 2002」
韓国のテーマパーク
COEXモール
韓国映画の現在、そして未来へ
韓国映画の魅力
韓国映画トップ
酔画仙| イエスタディ| フー・アー・ユー|
オーバー・ザ・レインボー| 達磨よ、遊ぼう|
海賊、ディスコ王になる| オアシス|

第15回 東京国際映画祭「コリアンシネマウィーク2002」
記者会見

page1 / page2

 韓国文化院主催により、2002年10月30日東京帝国ホテルにて、
第15回東京国際映画祭協賛企画「コリアン・シネマ・ウィーク2002」の記者会見が開催された。上映される最新話題作の韓国映画6作品のうち、『酔画仙』のイム・グォンテク監督を除く5作品の監督と女優のキム・ユンジンの6人が出席し熱い質疑応答が繰り広げられた。

 今日はお忙しい中映画祭にお越しいただきましてありがとうございました。韓国からいらっしゃいました監督と女優のキム・ユンジンさんにごあいさつをお願いいたします。

パク・チョルグァン監督 「達磨よ、遊ぼう」―パク・チョルグァン監督
はじめまして。たくさんいらっしゃってありがとうございます。楽しんで映画を見てください。
ありがとうございます。
チョン・ユンス監督 「イエスタディ」―チョン・ユンス監督
本日はお目にかかれて嬉しいです。このような会見の席に座っていることを光栄に思っています。
キム・ドンウォン監督 「海賊、ディスコ王になる」―キム・ドンウォン監督
本日はお目にかかれて嬉しいです。東京において私の作品が上映されることは非常に嬉しく思います。今後とも韓国映画に関心を寄せていただきたいと思います。
キム・ユンジン キム・ユンジン―「イエスタディ」主演
こんにちは。キム・ユンジンです。皆さんにお会いできて光栄です。
(日本語ではっきりと)コリアン・シネマ・ウイーク、東京国際映画祭のために来日できたことを嬉しく思います。
チェ・ホ監督 「フー・アー・ユー」―チェ・ホ監督
日本の文化と日本の映画を親しんでいた私にとっては嬉しく思っています。今後も韓国の映画をより多く紹介していただき、また韓国と日本の映画における交流も深めていきたいと思います。
アン・ジヌ監督 「オーバー・ザ・レインボー」アン・ジヌ監督
こんにちは。ありがとうございました。

Q: 日本に初めて来日された方に日本の印象をお聞きしたいのですが。
チョン・ユンス監督:
 日本に初めてきた印象ですが、率直にあまり大きく異なる点はありません。さまざまな面で発達している都市ですし、特に建物1つ1つがとても可愛らしいという印象でした。車が多く通っているにもかかわらず、非常に静かな印象を受けました。

Q: 北朝鮮について韓国社会では大きな変化があるのでしょうか?また韓国の映画界では、北朝鮮との関係をテーマにした作品が増えるのでしょうか?
パク・チョルグァン監督:
 まず個人的には私はあくまで映画を作る人間ですので、政治的な意図を持ったりそのような傾向や風紀を作ったりというようなことは考えておりません。ただ、皆さんに共感してもらえるような楽しめる映画を忠実に作っていくことが大事だと考えています。

チョン・ユンス監督:
チョン・ユンス監督
 今、北朝鮮と日本は日朝正常化交渉が進んでいますが、1番大きな問題はやはり拉致問題だと思います。そのような現状は私も残念ですし、心が痛みます。  また、拉致問題もタイミングが悪い時に表面化したなと個人的には思います。なぜなら、韓国ではちょうど釜山でアジア大会が開催されていた時だったからです。アジア大会では北朝鮮も参加し、南北が仲良くなっていくアジア大会ということでしたので、日本の拉致問題はあまり取り上げられませんでした。
 このような拉致問題がなぜ起きたかというと、根本的な原因はやはり南北分断にあると私は思います。南北統一がされなければ、この根本的な解決にならないと思います。いつか機会がありましたら、この統一問題を、朝鮮半島に限らず、よりグローバルに大きく観て地球の中におけるさまざまな葛藤を回避するという側面において、韓国の南北問題の統一にかかわった映画をいつかはやってみたいと思っています。それがまた、我々若い監督に与えられた使命ではないかと思います。

キム・ユンジン:
 南北問題を映画化にできるのは韓国だけですし、南北統一がなされるまでは続くのでしょう。

チェ・ホ監督:
チェ・ホ監督
 私は南北分断を題材にした映画に関して2つの側面から感じることがあります。まず1つは、南北分断は50年以上も経過している訳ですから、全世代において切実に感じているものですが、ある意味商業的に利用してきた結果ではないかと考えます。正しい視野で南北問題を描いているか疑問があります。  2つ目ですが、今まで韓国では南北問題を映画化するのはタブーとされてきました。非常に微妙な問題ですし、今まではかなり厳しい表現の自由が制限されるということがありましたけれど、2000年代になって本格的にそれらが可能になってきたということは、それだけ韓国映画が成長し、成熟し、表現の自由もある程度確保できたという結果だと思います。
 そして日本では「シュリ」「JSA」という映画が大ヒットして有名になりました。韓国では南北問題を扱った映画が多いのではないかと思われるかも知れませんが、「シュリ」と「JSA」の場合はやはり一般的に受ける大衆性も娯楽性もありますし、一定水準以上だと評価されます。それ以前にも似たような南北問題の映画はありましたが、失敗したものも数多くあります。また、南北問題は非常に微妙なのでいつどう変わるかわからないので、取り上げる側でも企画段階から注意深く進める問題でもあります。

Q: まずキム・ユンジンさんにお伺いしたいのですが、共演したキム・ユンスさんのことと何かエピソードがありましたらお願いします。
キム・ユンジン:
 キム・ユンスさんは非常に面白い方で、ムードメーカーでもあります。また機会がありましたらぜひ共演をしたい俳優さんです。

Q: 今回の映画がデビュー作という監督に率直な感想をお聞きしたいのですが。
パク・チョルグァン監督:
パク・チョルグァン監督
 「達磨よ、遊ぼう」という作品は昨年の7月から10月にかけて製作されたものです。場所は釜山(プサン)の近くにある金海(キンヘ)のブナサブンハサというお寺で撮影されたものです。一緒に観てくださったお客さんの反応も良かったので大変嬉しく思います。またこの作品が東京で上映されたことは大変嬉しく幸せです。

チョン・ユンス監督:
 私は非常にデビューが遅くいろいろあったのですが、その中で「イエスタディ」という作品は3年もかかっていますので、新人監督として感慨深いということはありません(笑)。私は観客との対話というものを非常に重視していますので、もちろん観客が映画を観て反応することと、監督自身が作り手としての思いというのは差があります。今後、より大衆的な反応を客観的に観察しながら取り入れていく方法も考えていきたいと思います。

キム・ドンウォン監督:
 私は今29歳なのですが、日本では20代で監督デビューする人はあまりいないと聞きました。もちろん韓国でもそんなに多いほうではないのですが、早くデビューするのは果たしていいのかどうか、ひょっとしてこの先最後かもしれないと思って、「海賊、ディスコ王になる」は自分のすべてを出しきった映画なので、自分としては非常に満足しています。

アン・ジヌ監督:
 私は高校から大学までずっと映画を専攻して様々な現場も体験してきましたので、デビューしたからといって感じるところはさほどありません。この映画「オー・バー・ザ・レインボー」が私のデビュー作ですが、デビュー作がそのまま自分の印象になるというのはどうかと思いますので、次回作はちょっと異色のジャンルのものを製作してみたいなと思います。

NEXT
韓国映画トップ
酔画仙| イエスタディ| フー・アー・ユー|
オーバー・ザ・レインボー| 達磨よ、遊ぼう|
海賊、ディスコ王になる| オアシス|