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今年は韓国映画にとって1つの節目のような気がしますが、というのはカンヌ映画祭でイム・グォンテク監督が監督賞を受賞しました。その時監督がおっしゃっていたコメントは「私はこの授賞式で賞をとるのに100本以上の映画をとったのに今の人たちは2,3本でこの舞台に上がれて羨ましい」と言われていたのですが、「イエスタディ」のチョン・ユンス監督と「フー・アー・ユー」のチェ・ホ監督にお聞きしたいのですが、外国である日本で上映される感想をお願いします。 |
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チョン・ユンス監督:
それはもちろん改めて言うこともなく、光栄に思っていることですし、非常に嬉しいことです。ただ、やはり映画を作るにあたりまして、どことなく自分としては残念な点がありますが、それは監督というのは非常に様々な想像をしながら映画を作っていかなくてはいけません。いずれにしろ、韓国映画、そして自分の作品が日本をはじめ世界に少しずつ知られていくというのは非常に感謝をしていますし、今このような時代に自分の作品を世に出すことができて非常に嬉しく思います。また、日本に呼んでいただいたことに関しましても非常に光栄に思っていますし、感謝しております。

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チェ・ホ監督:
(イム・グォンテク監督は)すごいですねぇ。100本以上撮ったイム・グォンテク監督の作品より自分の作品がすごいということでは決してありません。うまく時代に乗ってしまったということだと思います。このようないい時代に自分のデビュー作を出すことができたのは時代の恩恵とも思っています。これをきっかけに日本と韓国の映画がますます交流が盛んになっていくことを願っています。

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| Q: |
「フー・アー・ユー」のチェ・ホ監督にお伺いします。この映画はオンラインゲームを題材にしていますが、韓国では若者にオンラインゲームがかなり浸透しているような気がしますが、いかがでしょうか? |
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チェ・ホ監督:
今の韓国の若者の文化を申し上げます。やはりこの映画「フー・アー・ユー」は、若い人たちを主に対象にした映画になっています。なんと言いましても今韓国で話題になっているのは「インターネットとゲーム」、この2つははずすことはできない重要なものです。今日本で言えばケーブルテレビを有料で自分の視聴したいチャンネルを選ぶ、というのが韓国でも一般的ですが、TV以外ではこのオンラインゲームが圧倒的に視聴率が高いのです。日本でしたらファミコンとかプレイステーションとかがあると思うのですが、韓国で流行っているゲームというのは、そのような外部のゲーム機器を取り付けるゲームではなくて、インターネットによる「オンラインゲーム」が爆発的に人気なんです。
しかも、20代前後の若者たちだけでなく、かなり幼い小・中学生たちにとっても中毒のようにハマッテいる子供たちが大変多く、これは深刻な社会問題になっている1つの要素でもあります。このように若者の文化をリアルに表現するためには、インターネットとオンラインゲームははずすことができないので、この映画にも積極的に取り入れました。

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キム・ユンジンさんに質問ですが、今後どのような役に挑戦したいですか?また監督の皆さんにお伺いしたいのですが、今アジアでは韓国映画が大変注目されていますが、皆さんのおすすめの韓国映画があれば教えてください。 |
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キム・ユンジン:
私はやりたい役はいくつでもありますし、そういった意味では貪欲なほうだと思います。また、ここにいらっしゃる監督とは1回ずつは仕事をしてみたいと思っています(笑)。しかし、私がどんな役柄をやりたいかと言うと、どちらかというと、どのようなシナリオと出会ってどんな監督と一緒に共同作業をするかが重要になると思います。また、ぜひ挑戦してみたいジャンルというと、まだやってことがないミステリースリラーというジャンルです。

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パク・チョルグァン監督:
(おすすめの映画は)それは自分の作品「達磨よ、遊ぼう」
ですね。(笑)

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チョン・ユンス監督:
(おすすめの映画は)私も同じく自分の作品と言いたいところですが・・・(笑)。韓国の今までの映画というと、あまりにも多くてどの作品を上げるのか非常に難しいですが、敢えて監督を推薦するならば、チャ・ホ監督とイ・ミョン監督です。この2人の作品を推薦したいと思います。

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キム・ドンウォン監督:
私もやはりイ・ギョンセ監督の作品が非常に大好きです。日本の題名「激しい恋」(韓国文化院所有で日本では劇場未公開作品)という作品が個人的には推薦したいです。また、今までの作品もいいですが、今回の私たちの作品にもぜひ関心をお寄せいただきたいと思います。(笑)

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チェ・ホ監督:
私は個人的にやはり1人の監督を上げるのは非常に難しいのですが、実は1993年から94年の間にフランスのパリで、“韓国映画100作品”を1ヶ月にわたって紹介されるというイベントがありました。ですからそのような方法を用いればお互いの国の歴史とかも理解できますし、またお互いの国の映画を紹介するのに非常にいい機会となります。このようなイベントをぜひ日本と韓国においても、日本では黒澤明監督をはじめとする往年の巨匠や若い監督を含めて、お互いの映画を紹介しながら、ますます交流を深めていけるようなイベントがあったらいいなと思います。

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アン・ジヌ監督:
私が思うのは文化というものは学習するものではなく、関心を持って面白いなと感じるような感覚的なものから関心を持つことによって体得していくものだと思います。私はそのような意味では学校の時に日本の文化や日本の映画をたくさん学びましたが、特に先ほどおっしゃっていたような黒澤明監督などの映画をたくさん観ることによって非常に関心を持ちましたし、非常に面白いと思いました。実際日本の大衆文化が韓国において開放されて、まだそれほど経っていませんが、韓国でも釜山国際映画祭では日本の作品が紹介されています。その時に「のど自慢」という映画を観ましたが非常に面白いと思いますし、また関心を持って観ることができました。

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| Q: |
「海賊、ディスコ王になる」のキム・ドンウォン監督に質問です。この映画を韓国で拝見しましたが、1980年代のファッションが非常に印象的でした。なぜ今80年代を舞台にされたのか理由を教えていただけますか? |
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キム・ドンウォン監督:
この質問は韓国でもたくさんうけましたが、1980年代を忠実に考証した映画ではありません。ただ、80年代は今の時代に比べますとそんなに複雑な時代ではなく、非常にアナログ的な時代でした。そのような象徴性を持った映画にしたかったわけです。現代は時間がどんどん堰きたてられるように流れていきます。今の現代社会における1つの反抗的なものを示したかったという意味で80年代の背景にしました。

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| Q: |
近い将来こういうテーマで映画を撮ってみたいというものがありましたら教えてください。 |
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パク・チョルグァン監督:
「達磨よ!遊ぼう」という映画を韓国では昨年の11月から上映されましたので、今、次回作の準備を行っています。日本では“忍者”があるように、アメリカでは“スーパーマン”というヒーローがいるようにそういう“スーパーヒーロー”的なものを題材にしたような映画を作りたいと思っています。来年の4月くらいにクランクイン予定です。

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チョン・ユンス監督:
私はデビューするのが遅かったので、それまでいろいろ練ってきた案があります。その中の1つに、“1人で住む”というものを題材にした映画を撮ろうと思っています。韓国では今まで非常に“家族”との関係が深くて“1人で自由にする”ということが非常に難しい時代背景がありましたが、(そのテーマを)軽く面白くそして楽しく撮っていきたいと思います。

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キム・ドンウォン監督:
私は30代のうちに2つの作品を仕上げるというのが1つの目標です。その中で次回作は、韓国では有名な演劇の題名でもありますが“マリオトリタ”(韓国語で国歌の歌詞の一部:「(日本海側の)東海の水が枯れて白頭山が削れてなくなっても韓国は神様が守ってくれる」)という中から取ってタイトルにしました。内容はスペインマフィアが現れて韓国の国歌の著作権を奪いに韓国に乗り込んでくるとアイディアです。
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チェ・ホ監督:
今具体化されているものはないのですが、可能性のあるものは日本の小説が原作となったものを映画化してみたいと思います。内容は恐怖映画というものを考えています。

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アン・ジヌ監督:
今シナリオを書いている途中ですが、ストーリーは秘密です。(笑)

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| Q: |
キム・ユンジンさんに質問します。昨年は日本映画にも出演されていますが、今後共演してみたい日本人の俳優は誰かいますか?また、監督さんたちも今後ご一緒に仕事をしてみたい日本人の俳優さんがいましたら教えていただけますか? |
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キム・ユンジン:
皆さんもよくご存知だと思いますが、個人的には北野武監督を非常に尊敬しておりますので、もし北野武監督と何らかでもかかわりを持てましたら非常に光栄だと思います。

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チョン・ユンス監督:
やはり北野武監督と何らかのかかわりを持ちたいと思います。また前から中山美穂さんとも一緒にできたらと思っています。

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キム・ドンウォン監督:
私は日本の俳優をあんまりどころか全然知らないのですが(笑)、機会がありましたらオーディションをしてじっくりと考えてみたいと思います。

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チェ・ホ監督:
個人的には三船敏郎さんが大好きなんですが、もうお亡くなりになっては仕方がありませんので(笑)、彼のように非常にカリスマ的な俳優さんがいらっしゃいましたら逆に紹介していただきたいと思います。若い俳優さんで言えばキムタクなどはかっこいいと思っています。

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アン・ジヌ監督:
男優で言うならば織田裕二さんですね。織田裕二さんはコメディをやらせると非常にいい味を出しますのでそういう映画で起用してみたいと思います。女優で言えば、10年前の中山美穂さん(笑)であればぜひ起用してみたいと思っています。

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