使われる文字や、会話はウラルアルタイ語系の「ハングル」と言われる表音文字が使用されています。「ハングル」は李朝第4代世宗(セジョン)の時代、1446年に「訓民正音(フンミンジョンウム)」が公布されました。「ハン」は偉大な、「グル」は文字を意味しています。現在専門書、学術書籍などの一部に漢字が使われている以外、街中の表示、新聞、雑誌、看板などは「ハングル」で表示されています。ハングルは10の基本母音と14の基本子音をベースとして、「子音+母音」「子音+母音+子音」などを組み合わせて表記します。判りやすく個性的なハングルは、世界的にも優れた文字として評価されているようです。
憲法で宗教の自由が保証されています。20世紀以降キリスト教が盛んになって、現在では社会的影響も大きく、国民の25%程度がキリスト教信者と言われています。主な宗教として仏教、キリスト教、儒教、シャーマニズム(土俗信仰)が挙げられます。
人種的にはモンゴル系で数千年前に韓半島に定着したツングース族などが祖先と考えられています。部族国家が成立したのは紀元前4世紀頃とされています。
姓名の順序は日本と同じです。姓の数は約300程度。金(キン)、李(イ)、朴(パク)、趙(チョ)、姜(カン)、崔(チェ)、鄭(チョン)、尹(ユン)、張(チャン)、林(イム)、韓(ハン)などが多い姓になります。姓が多いことから親しい人たちは名前で呼ぶことも多く、若い人はアメリカ風に名前で呼び合うこともあります。
朝鮮半島の歴史は大別して次のようになっています。 先史時代→古朝鮮(B.C.2333〜B.C.108)→三国時代(B.C.57〜A.D.676年)→統一新羅時代(676〜935年)→高麗時代(918〜1392年)→朝鮮王朝時代(1392〜1910年)→日帝時代(1910〜1945年)→大韓民国(1945〜現在に至る)
5,008万7,307人(2007.12月現在)
紙幣と硬貨があります。 紙幣は旧券と新券があるので注意してください。
紙幣:10,000ウォン 5,000ウォン 1,000ウォンの3種類 <新券>
<旧券>
朝鮮半島はアジア大陸の東端に位置しています。面積は全体で約22万2,000Km2、韓国だけの面積は約9万9,461Km2(約45%)で、北朝鮮は約12万2,762Km2(約55%)。南北(1,000km)に長く、東西(216km)に狭い半島です。
日本と韓国は、東は日本海(韓国の呼称:東海)を挟んで日本列島と、南は朝鮮海峡を隔てて九州と相対しています。最短距離は206km、東京とソウル間はわずか1,400km。一番身近な隣国です。
朝鮮半島の地形は国土の70%が山岳地帯となっています。北東部に雄大な山岳地帯、西南部に平野が多く穀倉地帯が集中しています。東側には隆起海岸でなだらかな海岸線が続き、西と南側の海岸は大小約3,400もの島々が点在し、複雑な海岸線を形成しています。しかし、河川の流れはゆるやかで、内陸まで船の航行が可能です。また、南側に位置している麗水、馬山、釜山などには良港があり、漁業も盛んで、風光明媚な観光地にも恵まれています。
韓国の主な河川として、洛東江(ナットングァン)全長525km、漢江(ハングァン)全長514km、錦江(クムグァン)全長401kmなどが挙げられます。
日本の四季とほぼ似たような感じですが、北部は大陸性気候で寒暖の差が激しく、南部は海洋性気候で比較的温暖です。その為、冬の旅行時には寒さに対する準備を怠らないよう注意が必要です。観光には初夏の4・5月、初秋の9・10月が特に素晴らしいシーズンです。韓国にも梅雨がありますが、日本ほど長くなく短期間で終るようです。